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ふじい動物診療所からのお知らせ
誤食に注意報出てます。
誤食に注意報出てます。
ここ数日で誤ってご飯以外のものを食べてしまった相談が10件ほどあります。
見張っていてもアクシデント的に遭遇してしまいます。ガッカリと心配が入り混じり大丈夫か不安になります。
イヌではお菓子を包装紙ごと、ネコでは猫じゃらしなどのおもちゃが多いです。猫じゃらしはほんとやめてと思っているほどです。
対処法は大きく分けますと、
①うんちに出るのを期待し様子を見る。
②吐かせたら吐いてくれそうなもの、または吐かせた方が良い体に悪影響のあるもの(玉ねぎ、チョコレート、タバコなどなど)であれば、お薬で吐き気を催すように治療する。
③内視鏡で取り出す。
食べてしまった時間、量、物、本人の調子など様々な条件で選択は変わりますし、どの選択をしても成功に完全なお約束はしにくいのが本音です。例えばうんちに出ず腸に詰まり手術が必要になったり、吐かせる処置で吐かなかったり(稀にあります)、内視鏡で調べたが何も無かったり。吐かせる処置にもお薬を使うリスクがあったり、内視鏡は全身麻酔で行うし。。。
ですので相談してより良いと思う方法を一緒に考えてください。
そもそも食べないのが一番ですけれど。